ぼくは都内でも有数のマンモス校、星神高校に転校することになった。
そこには破天荒で有名な2人の先輩が居る。ぼくはひょんなことから先輩たちの所属する
科学部に入部した。ぼくが転校してきた季節は文化祭の季節。科学部は野外演劇なるものを
企画し、文化祭限定の「黒うさ探偵団」が結成される。
盛況に終わった野外演劇だがその数日後、悲劇が起きる。文化祭限定だった黒うさ探偵団が、
再度結成される----。
舞台
舞台は星神学園高等部。
星神学園は、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学(院)までの一貫校。学費は安いが、その教育はより効率的な教育を目指すために実験的に行われている。
また、大学院のいくつかの研究室は表に出せないような研究をしている。
各教育機関は多くの人数を同時に教育しているため、いわゆるマンモス校と言われる規模である。
キャラクター
有城 光
ぼくは推理小説好きの高校一年生。親の都合で転校、一人暮らしをすることになった。
転校先では一年十三組(文理クラス)に所属、ひょんなことから科学部に入部した。
ぼくって平凡な人間だと思ってたんだけど、周りのみんなの癖が強すぎて、転校してからツッコミ役に…。
みんなのおかげで、毎日がまるで非日常に思える。
そして……あの事件のせいで、更なる非日常に足を踏み入れることになった。
----それって、推理小説好きの…夢じゃん!!!
入鹿 翔
一年十三組(文理クラス)に所属。
転校してきたぼくに、一番に声をかけてくれた、今はもはや親友!
新聞部に所属していて、めんどくさい先輩にいつも絡まれている。
とっても面倒見がよくって、みんなに好かれてる。
ぼくが先輩たちに無理難題言われた時も、イルカが先輩に無理難題言われた時も
一緒だからどうにか乗り越えて楽しい日常になってるって思うよ!
兎黒 慎二
二年五組(文系クラス)の日本史専攻の先輩。新聞部部長。
変な喋り方をする、どこからどう見ても変な先輩。兎に角、楽しければいいじゃん⁉︎ みたいな感じがする。
でも先輩と色々話す内に、印象は変わっていったなぁ。
白蛇 留衣
三年一組(特別理系クラス)の生物専攻の先輩。科学部部長らしい。
いつも木刀を持ち歩く問題児らしいが、学年トップクラスの成績らしくその成績で先生すら黙らせるらしい。
ポニーテールに、秋冬でも軽装でいる不思議な服装をしている。なんか両親と確執があるらしい?
兎に角格好可愛くて、女子にも男子にもモテるらしい(わかる)。
夢仲 月
三年一組(特別理系クラス)の物理専攻の先輩。科学部副部長らしい。2人しかいないのに。
白蛇先輩と同じように非常に成績が良いらしいが、さらに次元が違う。一位しか取ったことがないらしい。まじか。
どうも、勉強が苦痛ではないらしい。うーーーーん! そう云うもんかねぇ? でも、日常も楽しんでいるみたいだし、よくわからない先輩だ。
でも、白蛇先輩と同じように、まぁ、そう、可愛い!
夢仲 太陽
二年一組(特別理系クラス)の物理専攻の先輩。柔道部で生徒会長。
名前からわかると思うけど、月先輩の弟さん。
月先輩と同じように、成績優秀。だけれど、月先輩のような破天荒さはなく
どちらかというと、品行方正・お淑やかって感じ。男性だけど!
兎に角、生徒会長と云う立場として、本当に生徒の見本になるような人だ。
野神 みどり
三年十五組(特別文理クラス)、園芸部の先輩。生徒会副会長。
食物として野菜が好きだけれど、植物にも感情があるのでは? と研究している、自他ともに認めるサイコパス。
茶道の家元の五女とのことで、仕草がめちゃくちゃ美しい。そう、なにもわからないぼくでもそう思っちゃう。
神様
池袋の喫茶店『000』に住まう(常連である)不思議な人物。自ら持論を語ることも好きだし、他人の考えを聞くことも好きらしい。
ぼくがこの人とあったのは、良かったのか、悪かったのか…。
明科 義獣
警察の人。
あの事件に巻き込まれたぼくと関わった唯一の警察の人。
ぼくのイメージとはちょっと違うなぁって思う。何を、企んでいるの…? ううん。そうじゃ、ないよね。
Silent Film_
Idiot Savant
四季 -移ろいゆく季節の中の変わらぬ狂愛-
★文化祭限定!? 黒うさ探偵団