あらすじ

《ここは本当に”現実”なのか?》

貴方はジャーナリストとして、東京巣鴨に建つ”癲狂院”に取材に行く。
”癲狂院には狂人しか居ない”。そんな風に噂されるほど、この施設は異様だ。

その施設で出会う、不思議な精神疾患を持つ患者と、それらを研究する研究者や医師たち。
貴方は不思議な彼らを取材していて、”現実”が歪んでくるかも知れない。

貴方は、彼らを取材してどのような記事を書くのだろうか。
貴方は、彼らを取材して何を思うだろうか。

人格が具現化すると言う多重人格障害「群体性解離障害」。
自分の存在を否定するあまり脳死状態になる「完全否定症候群」。
過去にも未来にも意識を飛ばせると言う「時間遊離病」。

彼らの言っていることは本当なのか?
何が本当で、何が虚構なのか。

貴方はこの物語の真相に辿り着けるか。
それともーー狂ってしまうのか。

攻略&解説

基本的には一本道ですが2箇所BadEndになります。

バッドエンドと回避
Bad End1:私こそが主人格
二回目の二ツ神氏への取材で、主人格のアキトが最後の人格カイを殺す際の選択肢
「それとも、貴方が手を下すかい?」に「はい」を選ぶ。

Bad End2:止まらない否定
二回目の眞宮氏への取材で高瀬氏のインタビューを終えた後のメニューで
癲狂院のノベルティを破棄しないとバッドエンドに向かう。
真実への到達方法
2つのバッドエンドを潜り抜け、エンディングまで到達する。
すると、以下のTipsに情報が追加される。
 ・群体性解離障害
 ・完全否定症候群
 ・時間遊離病
 ・二ツ神 沙闇
 ・眞宮 蓮司
 ・希築 千乍
 ・海崎 美咲

最初からゲームをプレイ(取材開始)し、名前を尋ねられた時に主要キャラクターの名前を入力する。
人名のTipsに書かれている通り、(二ツ神 and 眞宮)→ 美咲 → 希築
最後の「真実」を聞くことができる。

そう、貴方は癲狂院職員なのだ。

最後に、Tipsに「とある研究員の手記」が追加される。
真実について(解説)
本当に取材をしているのか?
プレイヤーは、最初に名前を聞かれる。
この名前を聞いているのが「海崎 美咲」である。
「」もキャラクター名も表示されていないので、まるでシステム文字列に思えるが、
これは美咲がプレイヤーに「暗示」をかけているようなものである。
これが分かるのは、二回目の二ツ神の取材を終えたあとの「まだ頑張れますよね?」で
プレイヤーが「あれ? なんかおかしいぞ?」と思って貰えたら本望である。
最終的には、エンディング後の美咲との会話で分かると嬉しい。

本当に犠牲になった患者はいるのか?
ゲームシステムの、いわゆる「ポポポ音」。
セリフと共にポポポ音が鳴るのはプレイヤーと職員の3人だけである。
そして患者たちは影である。
犠牲になった患者たちは本当にいるのだろうか。
「施設体験」であるので、もしかしたらプレイヤーの脳に直接作用した何かなのかも知れない。
これはプレイヤーたちの解釈に任せるとしよう。

真実は事実だったのか?
希築の言葉や、最後にTipsに追加される物語を見ると、「プレイヤーが癲狂院職員である」と言うことは
事実であるように思える。
だが、希築が言っていたように、事実ではなく真実でしか無いのかも知れない。
認知も認識も真実もーー全てはゆらいで曖昧だ。
私たちは、そんな不確定な世界で生きているーーと思うのだ。