第4回:大学時代
猫:
おぅ、この時間軸からはTrue Endを前提でいくぜ。
猫:
おーう。まぁ、本来であればぼくはこの世界に存在しないが、まぁそれはそれで。
さて、ストイケイア12の時計の後、お前らはちゃんと大学に進学したんだよな。
猫:
しかも、ぼくの跡を継いでくれるなんて、嬉しい限りだねぇ。水戸咲研は研究生の仲はいいかい?
アオ:
あぁ。みんないい子たちばかりだ。
…たまに、ハルが目当てでくる子もいるが…その時代の話は次か。
大学は、猫に近づきたくて帝都大学に入った。
猫:
すげぇな。あの、数学と物理にしか興味がなかったお前が。
猫:
えらいえらい。ハルも帝都大学に進学したのか?
アオ:
ちなみに、星神大学は黒うさBOXの作品にちょこちょこ出てくる架空の大学だ。
名称は作者の高校がモデルとなっているのだが、基本的にはマッドサイエンティストが蔓延してたり怪しげな実験やってたりするな。
猫:
まぁ、作者にとっては高校時代が一番刺激的だったのかも知れない。
今のところ、「幻夜」が一番詳しく出ているかな?
アオ:
そうだな。…ハルが選びそうな大学だよな。星神大学も勿論偏差値はトップクラスだが、確か推薦入学していたはずだ。
ハル:
だろ? 日本皇国トップクラスも面白いが、やっぱ星神だろって感じだし、私立だからかなり自由だしな。オレ向き。
アオ:
その選択に、誰も疑問は持たないよ。写像として近くに居られないのは残念だが。
ハル:
そういや、元ネタの物語だとオレとアオが同棲するって云う設定だったらしいぜ。中学の頃から。
アオ:
あぁ、この物語は、作者が過去に書いた未完結長編小説を短編ゲーム化した作品なんだ。
猫の発見にはもっと時間がかかる想定だったから、常に一緒にいるように同棲する設定にしていたようだ。
が、ハルと四六時中一緒にいるのは想像できないな…。
猫:
まぁ、恋人同士の写像は、あんまりいい方向に進むことは聞かないな。
そもそも器の共有なんだから、必要な時だけ使うと割り切った方がいい。そう考えるとお前たちの写像の関係はベストだな。
アオ:
ちなみに、私とハルが同棲しようと家探しをしているシーンで執筆が止まっていたようだから、まぁ、やっぱり私とハルの同棲は考えられないんだろうな。
猫:
ハルは大学では何を学んでいたんだ?
もちろん魔術系だろうが。
ハル:
系統で云うと代数学系だなー。
俺は勿論魔術使って強ぇえ! ってなるのは好きだが、大学時代は星神大学の教授たちと仲良くなるのが目的で、それがアオの教授時代の話に繋がってくる。
アオ:
私は、教授として猫の跡を継ぐことはできたが、メディアに出るとかそういう魔術の普及や法整備の重要性を訴えることが苦手でね…。そこらへんのインフルエンサー役をハルが担っていた訳だが…。
ハル:
星神大学は、政府と裏の関係性が強い。それにメディアに出る教授も多い。
まぁ、オレは違法魔術戦で楽しめるのが一番の目的だったんだがな!
アオ:
私は、月に一回だけハルに協力することになっている。
猫:
ホント、お前は変わってねぇなぁ。それだけの容姿と頭があるのに、スリルがないと死んじまうみたいな。
ハル:
楽しくなきゃ人生じゃない、人間は死ぬまで生きる、がモットーなんで!
猫:
さて、取り止めのない話になっちまったが、今日はここでお開きだ。
じゃあなー。