第0回:ごあいさつ
語り部:
やあ、こんにちは。
君はぼくとは初めましてだろうか?
もし初めましてであれば、このコラムを読む前に物語中のぼくと会って来てほしい。
もちろん、強制ではないよ。
ぼくの存在もそうだけれど、コラムにはネタバレあり、メタ発言あり、もしかしたらキャラクターイメージも変わるかもしれない。
勿論、このコラムだけを楽しんで貰うのもいい。
折角だから誰かを呼んでみようか。
・・・。
・・・・・・。
理:
あ、えと、初めまして。
名無しこと理です。
最初にぼくでいいのかな?
語り部:
一応、君が主人公だからいいんじゃないか?
理:
そうなんだ。
…えと、何を喋ればいいのかな?
語り部:
折角だから、この物語の発祥でも語るかい?
理:
そうだね…。
って、最初はぼく居なかったんだよ…存在しなかったっていう…。
理:
最初は、嘘と匣と霧の3人だけが登場する10ページもない同人誌が始まり。
10年以上前にコミティアか何かで販売していたと思うな。
記憶が定かじゃないけれど…
その時はコピー本だったかもしれない。
理:
そうそう。
それから、話を膨らませて今に至るって感じ。
最初はテキストで公開していたけれど、吉里吉里でゲーム化、無料配布。
その時とはイラストを変更して今回フェスに参加させてもらった感じかな。
語り部:
ティラノを知ったのが去年で、リメイクで2018に参加しようとしたのだけれど、参加資格に引っかかってしまったのだよね。
理:
そう。だから、2019に向けて全部イラストを変更して参加した感じだね。
運営さんに問い合わせたところ、90%以上素材が変更されていないとNGってことだったから。
語り部:
逆に、歪以外で参加するつもりはなかったのだろうか?
そもそも、この作品以外にも2作品エントリーしているだろう?
理:
うん。
最初はね、睦眼さんからエントリーしようとしていたんだけれど、睦眼さん作ってたら世界観が歪に似てるから、歪2っていう立ち位置にして、だったらやっぱり歪もエントリーしたいなって。
理:
ちなみに、歪3の構想もあるみたいだから、2020は歪3からエントリーすると思うな。
語り部:
作者は、青いネコが本当にいると思っているのだろうか。
理:
さすがに、そこまで狂った人だとは思いたくないけど…。
理:
ま、まぁそういうわけで、歪シリーズは続くと思うけれど、構想があるのは3までみたい。
語り部:
歪は、誰かの精神世界の中を具現化した物語なのだよね。
理:
そう。ぼくらはセピアの中の概念。
語り部さんは、セピアの外のネコさんなんだよね?
語り部:
どうだろうか。
物語の中にいるということは、セピアの中の概念なのかもしれない。
いづれにしろ、コラムはそこらへんも超越して良いらしいから。
理:
あ、えと、とりあえずそろそろ終わっちゃうみたい。
語り部:
私としたことが。
キャラクターの対話形式は黒歴史になるかもとか作者が言っていたが、ゆるくお付き合いいただければありがたい。
理:
ぼくも、またどこかで出ると思うから、よろしくね!